「メモ帳」でMarkdown書式が利用可能に Windows 11のWindows Insider Program参加者向け「書式付きテキスト表示」との切り替えも簡単

Microsoftは、Markdown形式に対応した「メモ帳」(Notepad)のプレビュー版を、Windows Insider Programの参加者向けに提供開始した。

» 2025年06月05日 08時00分 公開
[@IT]

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 Microsoftは2025年5月30日(米国時間)、Markdown形式に対応した「メモ帳」(Notepad)のプレビュー版(version 11.2504.50.0)をWindows Insider Programの参加者向けに提供開始したと発表した。

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“メモ帳”が軽量な書式付きエディタの新定番となるか

 これまでメモ帳はプレーンテキストのみをサポートしてきた。今回のMarkdown形式に対応したメモ帳は、「Windows11」のCanaryおよびDevチャネルで提供されている。この最新プレビュー版では、軽量な書式設定機能が導入され、軽量マークアップ言語であるMarkdownでの入力とファイル作成、保存が可能になった。

画像 書式付きテキストを表示するメモ帳ウィンドウ(提供:Microsoft

 新しい書式ツールバーを使って、テキスト入力時に(もしくは選択したテキストに)書式を適用できる。太字、斜体、ハイパーリンク、シンプルな箇条書きや見出しを設定することが可能だ。

 プレーンテキストに戻りたい場合は、書式ツールバーか編集メニューから全ての書式を解除できる。書式付き表示とMarkdown構文表示は、表示メニューで選択するか、ウィンドウ最下部のステータスバーにあるトグルボタンを選択することで切り替えられる。なお、書式設定のサポートは、アプリの設定で完全に無効にすることも可能だ。

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